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鉱物Bar by 鉱物アソビ 「鉱物を纏う Mineraly」展

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↑写真はギャラリーみずのそらHPより


先日西荻窪のギャラリーウレシカへ行ったあと、すぐ近くのギャラリーみずのそら「鉱物Bar by鉱物アソビ 鉱物を纏うMineraly展」へ。

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↑ギャラリーみずのそらの入口。


美しい水晶やら蛍石やら砂漠のバラやらを眺めて心の底から幸せな気持ちに…。

鉱物と組み合わせぴったりの、繊細なガラス作品もとても魅力的でした。


お土産に本物そっくりの美しいお菓子「鉱物ヲカシ」と、「鉱物アソビ」という本を買いました。

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↑鉱物でできたお菓子。じゃなくて、お菓子でできた鉱物!

このお菓子、ガラケー撮影なので上の写真だといまいちよくわかりませんが、すっごくよくできててとても美しい! 

全て本物の鉱物をかたどってます。

もったいなくて食べられないよ~! (でも食べるけど!)

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↑「鉱物アソビ」の書影。


もちろん本物の石もたくさん販売されていて、後ろ髪惹かれましたが…、

「部屋を片付けるのが先よ」と心の中の小人さんに言われて断念…;;

2018/11/18(日)までです☆

絵本『こども めいさくげきじょう』出版記念・学研映画人形アニメーション上映会

西荻窪のギャラリーウレシカにて、「絵本『こども めいさくげきじょう』出版記念・学研映画人形アニメーション上映会」というのを見てきました。

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↑写真はギャラリーウレシカHPより

解説によると、「学研が1950年代~80年代に制作したアートアニメーション…」とのこと。

寡聞にして知りませんでしたが、学研がアートアニメーションを、しかも人形アニメを作っていたんですね~☆

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↑会場に飾られた、当時の制作風景の写真。


私が見た回のプログラムは…、

・みにくいあひるの子(18分)
・ありとはと(9分)
・王様とナイチンゲール(22分)
の3本です。

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↑会場に飾られた様々な演目の写真。「ありとキリギリス」や「ヘンゼルとグレーテル」の写真も。


「みにくいあひるの子」の主人公の声は中村メイコさん、「ありとはと」は黒柳徹子さんでした!

すべて、一コマ一コマ人形を動かしながら撮影した貴重な作品で、美術もとってもおしゃれ。

人形も優美で生き生きとしていて、ことに「みにくいあひるの子」の、寒さの中、頭を羽にうずめて眠る姿の愛らしさったらありません。

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↑会場に飾られたいろいろな演目の写真。「雪の女王」や「人魚姫」の写真も。


小さなお子さんを連れた親御さんも二組いらしていましたが、反応もとてもよく、はらはらするシーンや悲しそうなシーンなど、じいっと見入っていました。

今回のアニメを含む、多数の作品の写真をもとに出版された人形劇絵本『こども めいさくげきじょう~世界のおはなし21話~』(学研プラス刊)は、8話分の人形アニメDVDつきです☆

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↑写真はギャラリーウレシカHPより

「ちっちゃいがんぺーちゃん」

11/9(金)、16(金)のがんこちゃん、タイトルは「ちっちゃいがんぺーちゃん」です。

朝9時~ Eテレ 「新・ざわざわ森のがんこちゃん」。

よかったら見てみてくださいね~☆

ちなみにがんぺーちゃんは写真の青い子。

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がんこちゃんの弟です。

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ヤン・シュヴァンクマイエル引退記念上映会

渋谷のuplinkにて、「ヤン・シュヴァンクマイエル引退記念上映会『シュルレアリストの軌跡』」を見てきました。

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↑uplinkに飾られていた「アリス」のポスター。

シュヴァンクマイエル作品は「アリス」と「オテサーネク」しか見ていなかったのですが、今回は短編をまとめて鑑賞。

終演後に配給元の眞部さんという方の詳しい解説があり、併せてとても楽しめました。

シュヴァンクマイエルは共産主義時代のチェコ政府に弾圧されながらも、一切作風を変えずに独自のアニメ作品を作り続けた信念の人なのですが……眞部さんのお話によると、かなりの奇人、もとい芸術家肌の方のようです。

私が見た回のプログラムは…

1.『J.S.バッハ-G線上の幻想』(1965年/10分)
2.『自然の歴史(組曲)』(1967年/9分)
3.『部屋』(1968年/13分)
4.『家での静かな一週間』(1969年/19分)
5.『レオナルドの日記』(1972年/11分)
6.『陥し穴と振り子』(1983年/14分)

の6本。

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↑写真はuplinkのHPより。

次々と理不尽なことばかりおこり、日常生活がでたらめに破壊され続ける『部屋』や、自由を奪われ一方的な暴力にさらされ続ける『陥し穴と振り子』など、弾圧の壮絶さを思わせる作品もあり、辛かった作者自身の記憶を投影しているんだなとしみじみと噛みしめながら見ていましたが…、

眞部さんによると、こと『陥し穴と振り子』の方は、かつて作者を弾圧した政治家への復讐心で撮った作品とのことで、被害者目線ならずまさかの加害者目線と判明…;; 

しかもポーの原作よりもさらに救いのない絶望的なラスト…;;

恨み、めちゃめちゃ深い…;;;

被害者で終わることなく、しかも作品上で復讐を遂げるあっぱれさ。

シュヴァンクマイエルの前向きな生命力を目の当たりにした気がして、このエピソードが一番好きでした。


今回引退記念上映ですが、実はまた新作を作る可能性も濃厚とのこと!

非常に楽しみです。

アニメーションフェスティバル現代ヨーロッパ短編集

九段下のイタリア文化会館で開催された「アニメーションフェスティバル現代ヨーロッパ短編集Animated Spirits東京エディション2018」を見てきました。

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↑写真はイタリア文化会館HPより

アイルランド・スロヴェキア・ドイツ・ラトビア・イタリア・ハンガリー・ポーランド・オーストリア・チェコの、全部で9か国9作品を視聴しました。

監督はみな20~30歳位と若く、既に大きな賞に輝く人や今後大いに期待される新人ぞろい。

気になる中身は…、ものすごくおしゃれで笑える「赤ずきん」のパロディや、母親との共依存を軽やかに描いた作品、移民問題を思わせる寓話的な作品などなど、テーマやモチーフ、表現の手法などは非常にバラエティに富んでいました。

それでも、自分自身のアイデンティティ(自立であったり、社会との折り合いであったり、自意識の扱いづらさであったり…)を問う作品が複数見受けられ、作り手の若さを改めて感じました。

前半5本を一気に上映し、休憩をはさんで後半4本をまた一気に上映するのですが、上映中は暗くて手元のプログラムが見えず、どこの国の作品なのか明るくなってから答え合わせして、意外な正解にひそかに盛り上がるという、一人国当てクイズも楽しめました(^^。

個人的に印象に残った…好きだったのは、9本目のチェコの作品。

『ザ・フルーツ・オブ・クラウッズ』 カテジナ・カルハーンコヴァー監督 2017年

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↑写真はチェコセンターHPより

サルのような可愛らしい生き物たちが狭い原っぱに住んでいます。

食料は周囲を囲む恐ろしげな森の奥から飛んできます。

ある日、食料の飛来が途絶え、一人の好奇心の強い子が他の心配をよそに恐ろしい森へと食糧を求めて分け入っていきます。

道に迷い、諦めかけたころ、ようやく森が開け、その先にあったのは大量のきらきらした食糧畑。

俯瞰すると、世界はとても広く、食料はたくさんあり、その中の小さな森のさらにその奥の小さな狭い狭い世界に、彼らは住んでいたのだとここで初めてわかります――。


情報を制限され、世界から取り残されること。

それ自体も余所から思えば恐ろしいことかもしれませんが、閉じた世界でもそれなりに秩序が生まれ、日常が積み重ねられていきます。

その世界が限界に達したときに、一歩外へ出るには…勇気がいります。

また伝統と信じて守っていた慣習が、俯瞰してみると非常に不安定な普遍性に欠くものだと気づくことは、ともすれば残酷なことで、受け止めるには柔軟性が必要となります。

この作品は絵本のような優しいタッチで、登場生物は顔も仕草もとても可愛らしく、メッセージもわかりやすくシンプルです。

終演後、チェコの過去の歴史にも思いを馳せ…、この作品は柔軟な心の持ち主である子どもたちに向けて発信している、希望の贈り物なんだな…と感じ、とても好感が持てました。